本気論 齋藤 正勝著を読む |
「株を買うなら・・・」というCMが耳に残る、カブドットコム証券の社長さんが書いた本です。 主題は、題名の通りで、本気で仕事にあたることの大切さ、これに尽きます。 齋藤さんは、証券会社のシステム子会社の社員、中堅の証券会社等での勤務経験を経て、オンライン証券を作ることを思いつきます。 出資を得るために様々な会社を回る中で、当時ちょうどオンライン証券を作ろうとしていた伊藤忠商事の小林現社長に出会い、伊藤忠の社員になってカブドットコム証券の前進となる会社を立ち上げ、今日に至ります。 美大出身で、証券会社の下請けの子会社のSEで、といった経歴から、どうやって東証一部上場企業の社長にまで上り詰めたのか、単純な起業論とは違った形での成功物語は、なかなか面白いものでした。 ポイントはやはり、何事にも本気であたり、手を抜かなかったこと、に尽きるのだと思いますが、仕事の進め方・上司との関係の作り方・仕事を進めていく上での心の持ち方、等がとても参考になりました。 参考になることはたくさんありましたが、いくつか抜き出しますと、 ・不満なことリストを作る p.19要約 ・一回の遅刻で熱意と本気度が疑われる p.36 ・ありがちな仕事だからこそ、差別化すると評価につながる p.61 ・十回に九回叱られる上司につけ p.70 ・嫌いなピーマンも身体によければ食べてみる p.78 →人間の好き嫌いをビジネスの場に持ち込まないことが大切だとのこと。 ・三十分早い出社が年収三百万円の差をつける p.82 →朝早く出社して来る人間を悪く思う人はいない、とのこと。 納得です。 ・上司は返事一つで、部下の能力を判断している p.91 →これも、些細なところから実力を測られてしまう、という意味で 重要な指摘だと思います。 ・万全の準備をすれば、例え失敗したとしても結果が出る p.95 →万全の準備をしておけば、「あの時こうしておけば・・・」といったことも無くなる、という指摘です。 ・きちんとした服装や言葉づかいは、相手を説得する第一歩。p.126 ・プレゼンテーションは最初の五分が勝負 p.133 ・段取り力は日々の積み重ねで決まる p.150 ・新聞は求人欄から読む p.164 →その会社の今後の事業展開が、求人欄から分かるため、だとのことです。 ・モチベーションを向上させるには、仕事を分かりやすい形にすることが大切 p.176 私と同じように、会社員で、これからどんどん今後成長していきたい、という方には、一読の価値のある本だと思います。 【2006年10月追記】 カブドットコム証券はこの頃、自社システムで夜間取引をはじめるなど、動きが非常に活発です。それに伴って齋藤 正勝社長をメディアで見ることも多くなってきました。 競争の野村系のジョインベスト証券が参入するなど、競争が激しくなるネット証券ですが、カブドットコムの今後の動きが見ものです。 [PR]カブドットコム証券詳細
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