スナップ写真のルールとマナー 日本写真家協会編を読む

#6394 ●2001-11-13

私事で恐縮ですが、このたびやっとデジカメを使える環境になりました。
(嫁からLUMIXを貸してもらえることになりました。)

ということで、今までカシオ製の携帯電話で、撮っていたブログに
載せる写真をパワーアップできるだろうと期待しているところです。


そんな個人的な背景もあり、また、できれば将来的には
ジャーナリズムのジャの字ぐらいは語っていい人間になりたくて、
表題作 スナップ写真のルールとマナー (日本写真家協会編 朝日新書)を読んでみました。


内容としては、タイトルのままですが、このブログ全盛時代だからこそ
知っておきたい写真撮影のマナーが良く分かる本です。


この本によると、マナーのキーワードは以下の2つ。

・肖像権
・パブリシティ権

前者は人権等にも重なる、むやみに肖像を撮影されたり、それを
利用されたりしない権利

後者は、有名人等の場合によくある、肖像について生ずる商業的・
財産的な価値を守るための権利。

この二つを十分に考慮した上で、撮影に望むことが必要なようです。


一般的には、公道で周りの風景の一部と考えられる程度、個人が
はっきりとクローズアップされない程度であれば、撮影をし、
ホームページに載せるなどして問題なさそうです。


この本は、例えば、六本木ヒルズを遠くから撮影して
ブログに載せることは問題ないか?また、例えば毛利庭園
から撮影する場合はどうかなど、具体的なQ&Aが出ていて分かりやすいです。


書中にある専門家の方が写真撮影に当たる場合には、それによって
起こるすべてのことを引き受けるという覚悟が必要である、といった
ことを言われておりますが、そんぐらいの意識がないとだめなんですね、、
今までの自分を省みると・・・


また、被写体の中心が人間の場合は、如何に相手の同意を取り付けるか、
は、撮影者の人間力が試される、という趣旨のことが書いてありあったのも
印象的でした。


こんな時代だからこそ、無用なトラブルを避けるという意味でも
参考にしたい本です。

keywords: スナップ写真 写真 日本写真家協会




ビジネスマンの便利ページ使いコム

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送