以前から読みたかった山本真司「30歳からの成長戦略」を読んでおります。
筆者は、外資系コンサルタント会社の副代表を務めている方です。
以前同じ筆者の「40歳からの仕事術」を読んで、参考になったため前から気になっていました。
全体を通して、自分の頭で戦略を考える、ということの必要性が力説されており、それにあたっての 注意点・コツ、といったものが書かれていて参考になります。
勉強になった事項をいくつかピックアップしますと、
・巷に溢れている、ロジカルシンキング等のビジネススキルは、誰でも用意に手に入るものなので、自分を他人と差別化する手段にはなりえない(p41 成長戦略の基本-それは大衆化しつつある知の学習は、超効率で学び抜けること。そして大事な資源であるあなたの時間は、他社と差別化できる分野の研究に捧げること、、、)
・アウトプットすべきものから逆算して、全体を捉え、学ぶべき知識を徐々に補給していくことが大切。インプット中心の学習では、全体を学びきることは難しい。アウトプット志向であれば、必要な部分をもれなく学ぶことができる
等々があります。
特に前者について、普段、書店等に溢れている"大衆化している知"の習得ばかりに心を取られている自分には、鋭い!と思われる指摘がたくさんありました。
また、後者については、早速筆者の推薦図書を手にしながら、アウトプット知識で必要な知識・技術を身に着けていきたいと考えています。
何はともあれ、自分の現状分析に役立つ本かと思います。
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